精進料理の楽しみ

精進料理の楽しみ

日本の中世では、仏教の影響から、肉食を禁じられていました。一般庶民はそれでもときには鹿や猪、兎などを捕らえて食べるときはありましたが、当然僧侶などはどんなことがあっても、肉食などはしませんでした。

 

それではどんなものでタンパク質をとっていたかというと、それは大豆です。豆腐を中心とする大豆の加工食品のバリエーションによって、飽きることなく、毎日の食事をとることができていたのです。いまは美容や健康にこだわる人が急増していますから、そうした人のなかで、菜食主義を守る人では、精進料理にかなり興味をもち、実際に実践している人も多いでしょう。

 

京都などにいけば、豆腐料理や精進料理のお店をかなり見つけることができますし、また宿坊などに宿泊することで、その食事の一部を体験してみることができます。でも、肉ではなくても、大事な植物のいのちを頂いているという謙虚さをもって食事をするのが大事な事だと思います。動物だけではなくて、植物だって生きているのですから。